東京オリンピック2021年陸上競技の代表選手である田中希実選手。
「1500m」と「3000m」の日本記録保持者でもある田中希実選手は、陸上界の『サラブレッド』と評されることもあります。
というのも、圧倒的な強さはご両親どちらも陸上選手だった背景があるようです。
また、現在、父・健智さんは田中希実選手の指名で2018年からコーチを務めています。
そのため、ゴリゴリの「メダルとれとれパパ」かと思ったらそうでもなく、娘の意思を1番に尊重するパパでした!
今回は田中希実選手の素敵なご両親、父親と母親についてご紹介したいと思います。
田中希実の両親ともに陸上選手!
東京オリンピック2021の金メダルが近いと言われている田中希実選手。
ご両親の父親・健智さん、母親・千洋さんともに陸上選手です。
それも、父親は実業団に所属して全国6位の実力を持っていた選手で、母親は市民ランナーとしてマラソンで優勝されていた選手でした。
田中希実選手がトップアスリートとして育ったのは、ご両親が非常に関係していそうです。
というのも、遺伝に関する研究の結果にて
親からの遺伝において運動神経は40%の遺伝率。
出典:https://edogawa.mypl.net/shop/00000351270/news?d=1586963
という結果があります。
田中希実選手の華々しい実績は、ご両親の活躍が関係していそうです。
そのため、ご両親の詳しい経歴も気になりますよね。
どのような活躍をされていたのでしょうか。
田中希実の両親の経歴は?
父親:実業団所属で全国6位
調べてみると、田中希実選手のご両親は、全国大会にて入賞や優勝経験がありました。
まず、田中希実選手の父・健智さんから確認していきましょう。
父・健智さんは実業団の『川崎重工』に所属していました。
確認できる入賞経験は2つあり
- 『福岡国際マラソン』2時間23分02秒
- 『全日本実業団陸上 3000メートル障害』6位入賞
です。
マラソンの一般の平均記録は4時間30分
実業団所属もあり、一般の方と比べると、父・健智さんが実力のある陸上選手だったのかが分かりますね。
母親:マラソン2度優勝
一方、母・千洋さんは2度もマラソン優勝していました。
なんと、母・千洋さんは2回も北海道マラソンで優勝しています。
- 1997年8月31日「北海道マラソン」 優勝
- 2003年8月31日「北海道マラソン」 優勝
健智さんの影響でマラソンを始め、結婚前と結婚後合計2度も優勝されています。
また、1999年に田中希実選手を出産していますので、2003年はママとして挑んで優勝したことになります。
さらに、実業団に所属していたわけではなく市民ランナーとして登録しています。
所属には
- 『1997年は和光証券(前・みずほ証券)』
- 『2003年はトクセン工業』
と記載がありましたがおそらく勤務先でしょう。
いづれにしても、市民ランナーではなく実業団レベルの立派なマラソン選手だったことがわかります。
田中希実の父親の現在の職業はコーチ!
田中希実選手の父・健智さんの現在の職業は、娘のコーチなんです。
ただ、小さい頃から指導していたわけではありません。
本格的にコーチを始めたのは、2018年からでした。
19歳になっていた娘に対し、初めての本格指導が始まった。
希実選手が伸び悩んでいたため、19歳の田中希実選手にコーチし始めたようです。
ただ、コーチになったタイミングから記録が伸びています。
もともと田中希実選手はオリンピック注目選手だったのですが、
- 2019年「世界選手権5000メートル」14位
- 2020年「日本選手権5000メートル」優勝
- 2020年「日本選手権1500メートル」優勝
- 2021年「日本選手権1500メートル」優勝 等
出典:https://www.jiji.com/
と結果を残しています。
また、「優勝」だけではなく、2020年には
- 1500m 4.05.27
- 3000m 8.41.35
という記録を出し、それぞれ日本新記録を樹立という偉業も成し遂げています。
田中希実の両親まとめ
田中希実の両親は、
- 父・健智さんは実業団所属で全国6位
- 母・千洋さんは市民ランナーで一般参加でマラソン2度優勝
- 父がコーチで心身ともに支える
という素敵な家族でした!