熱海市で土石流災害が発生しました。
現在も捜索中の現場であり、捜索活動が続いています。
発生から時間が経ち、土石流の発生した原因や経緯が明らかになっています。
そして、甚大な被害が発生した土石流には「盛り土」が関係があると話題に。
そのため今回は
- 何のために山の上にあったのか
を調べてまとめてみました。
熱海の土石流と盛り土について
2021年7月4日、静岡県熱海にて発生した土石流災害が発生しました。
この災害に関する報道によると
- 土石流の起点にあった「盛り土」が全て崩壊し流出した
- 「盛り土」と土石流との因果関係はわかっていない
- 県は、「盛り土」は土石流による被害を甚大化させた可能性がある
と報じています。
つまり、「盛り土」が原因で引き起こしたかはわからないが、その「盛り土」によって被害は大きくなったとのことですね。
盛り土とは?
- 低い地盤や斜面に土砂を盛り上げて高くし、平坦な地表を作る
- 周囲より高くする
造成工事のことを指す。
出典:https://www.weblio.jp/
盛り土はマンション5階分
また、今回の「盛り土」の大きさについて調べてみると、
- 東西約60メートル
- 南北約200メートル
- 最大15メートルほどの高さ
出典:https://www.tokyo-np.co.jp/article/114621
で盛られていたとのことです。
つまり、5階たてのマンションが山のうえに立っていたことになります。
マンションは1階あたり、3メートル。
そんな大きな「盛り土」が山の上にあったということです。
では、この盛り土は何の開発で使用予定だったのでしょうか。
熱海の盛り土は何の開発?
今回、2021年7月5日の「バイキングmore」にて
- 約15年前 宅地造成用
- 約10年前 植林
とお話していました。
ただ「なぜか」10年前までしか判明しておらず、テレビでは報道されていません。
10年前から現時点ではどう扱われていたのでしょうか?
①残土置き場のため?
今回、熱海の盛り土関連の周辺について10年間の間に何があったのか調べてみると、「残土の置き場」の可能性が出てきました。
残土(ざんど)とは?
正式名称は建設発生土(けんせつはっせいど)と言います。建築工事及び土木工事などで建設副産物として発生する土のことです。残土は廃棄物処理法に規定する廃棄物には該当しません。 しかし、産業廃棄物に該当するものが混入している場合は、それを取り除かなければ、産業廃棄物に該当。
その可能性が出たのは熱海の取材にて住民が「土砂を運んでいた」と語っていたためです。
熱海の土砂災害
夕方の県内の番組の住民のインタビューで土石流の起点となった場所に数ヶ月前からダンプカーがひっきりなしに土砂を運んでたって話していた
盛り土してたとかメガソーラーの話もあるし…
もちろん色んな原因があるんだろうけどもし自然破壊が引き金になってしまったのなら悲しすぎる pic.twitter.com/wTYDR7WRDx— Spica (@Spica57730862) July 4, 2021
そのため、どこかからか持ってきた残土を大量に山の上に廃棄していて、その残土の山が大量の雨を吸って地面ごと崩れ落ちた可能性もありますよね。
②メガソーラー建設のため?
熱海の盛り土はメガソーラー建設のためだった可能性もあります。
というのも土砂崩れの近くにはメガソーラーが建設していました。
建設のために土を積んでいた可能性もございます。
熱海の盛り土はメガソーラーが関連している?
ネットでは、熱海の「盛り土」はメガソーラーが関連しているようなんです。
先ほど紹介した
- 残土処理
- 建設
は、いづれにしてもメガソーラーは関係しているのではと言われています。
今は詳細はアレですが、残土置き場と太陽光発電施設は極めて密接な関係があることが分かった。熱海市は近年は残土の行政指導をどこにしていたのか、がミソ。闇系の人脈が続々と耳に入ってくるので、完全に警察マターですね。やっぱりメガソーラーはやめましょう。
— 三枝 玄太郎 (@SaigusaGentaro) July 5, 2021
発生から数日経ったいまも「盛り土」がなぜそこにあったのか、何の開発だったのかが速やかに報道されない背景は、メガソーラーをおこなう事業が大きいグループの会社だからという説あります。
熱海の盛り土は何の開発まとめ
熱海の盛り土は何の開発についてまとめました。
盛り土があった目的は
- 残土処理のため
- 建設のため
が有力ですね。
引き続き報道の進捗があり次第更新していきたいと思います。