東京パラリンピックの車椅子テニスの国枝慎吾選手。
パラリンピックは5度目の出場で、3つの金メダルを獲得しているレジェンドです。
なんと実は下半身不随の障害をもっているなか、国枝選手は歩けるとか!
え?一体どういことなのでしょうか?
そのため今回は、国枝慎吾選手の歩けることについて調べてみました!
【動画】国枝慎吾は歩ける!
国枝選手は本当に歩けるのでしょうか?
日刊スポーツで取り上げられている通り2010年に「14歩」も歩いています。
歩いている動画はこちらです。
めちゃめちゃ感動しますよね。
その様子を見た視聴者も感銘を受けている方が続出していました!
車いすテニス世界ランク1位、国枝慎吾さん、立った!歩いた!本当にすごい!自分に厳しく、車いすテニスの普及に全力を尽くしています。ご両親も支援者の皆さんも素敵な方ばかり。感動しましたー!嬉しーい!涙
— Tomihiko Azuma (@TomihikoAzuma) May 25, 2010
テニスプレイヤーの国枝さんが17年ぶりに歩いたとTVでやってた。スゴイ!
— とっこ (@iburigatko) December 7, 2010
本当にすごいことです!
国枝慎吾が歩く理由は?
国枝慎吾選手が歩こうと決めた理由は何でしょうか。
2009年に日本で初めてプロの車いすテニスプレイヤーになった際に「自分の足で歩く」と決断したことから有言実行するために歩くことに決めたそうです。
なお、国枝選手の障がいは「脊髄腫瘍による下半身麻痺」です。
主治医からは「一生車いす生活」と言われていました。
下半身麻痺のため、運動神経が働かず足を動かすことができません。
また、健常者でも1週間寝たきりになった場合筋肉は落ちてしまいます。
国枝選手の足もモデルよりも足は細く筋肉は無いに等しい状態でした。
国枝選手の障害とは?
- 脊髄腫瘍による下半身麻痺
- 9歳の時に腰に強い痛みを生じた
- 腫瘍を摘出し下半身麻痺が残る
出典:Wikipedia
17年間使わずにいた足は、自分の体を支えることも困難だったことでしょう。
なお余談ですが、「14歩」歩けた時の第一声が
階段があると断念していたレストランに行ける!
でした。(笑)
努力の目標がレストランであったようとお茶目な部分も持ち合わせています。
国枝慎吾は歩ける!障がいの克服がすごい
国枝慎吾選手は、一生車いす生活と主治医に言われていました。
しかし、歩くことを決めた国枝選手が歩けるようになったのはどういうことをしたのでしょうか?
歩けるようになった背景は「ジェイワークアウト」というトレーニングジムと出会い、自立歩行訓練を受けた結果でした。
トレーニングでは残された神経の機能を使って、歩行を可能するために練習をしていました。
その結果、リハビリ開始から
- 3カ月で車いすから立つ
- 約半年で1分以上2本足で立ち続ける
と少しずつステップアップしました。
元々、テニスの技を体に覚え込ませるに3万回の練習をするほどの努力家の国枝選手。
17年間歩いた事がなかった人間が1年で歩けるようになるには、超人的な身体能力と精神力が必要です。
並外れた努力をしたのでしょう。
なお、14歩歩くことができましたが、残念ながら健常者のように歩けるわけではありません。
ただ、類まれな精神力はテニスへの情熱や強さを物語りました。
【まとめ】国枝慎吾が歩ける
国枝慎吾選手は、「一生車いす生活」と主治医に言われていました。
しかし実際に歩けていましたね!
歩くために、徹底したトレーニングをしていました。
健常者のように歩くことは厳しいようですが、それでも14歩歩けたことは奇跡に近く不可能と言われたことを可能にしたと言っても過言ではありません。
本当にすごいですよね!
引き続き国枝選手を応援していきたいと思います!